ニュースリリース

年別

プレスリリース

>> 2003年プレスリリーストップへ
JASDAQ
2003年10月20日
報道関係者各位
会社名: 株式会社アルバイトタイムス
代表者の役職名: 代表取締役社長 鈴木秀和
(コード番号:2341)
中間期では過去最高の売上及び利益を達成
無料求人情報誌『DOMO』首都圏版が収益に本格寄与
アルバイト・パート向け無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』を編集・発行する株式会社アルバイトタイムス(本社:東京日本橋、代表:鈴木秀和、ジャスダック上場、コード:2341)は、2003年8 月中間期連結業績が確定しましたのでお知らせいたします。

(財務諸表等、詳細な財務データについては、同日発表の「決算短信」をご参照下さい。)
■ 連結業績ハイライト
連結・単体共に、中間期では過去最高の売上高、営業利益、経常利益、及び中間純利益を達成しました。
売上高は、前年同期比9 億3 千3 百万円増の65 億7 百万円となりました。
主力である無料求人情報誌『DOMO』の売上高は、高成長の首都圏版を牽引役として、前年同期比6 億4 千6 百万円増の28 億9 千1 百万円と大幅に増加しました。
牽引役である『DOMO』首都圏版は、前年同期比4 億8 百万円増の8 億2 千7 百万円と、ほぼ2 倍に拡大し、本格的に収益に寄与する段階に入りました。
6 月に創刊した『DOMO』名古屋版は、計画をやや上回る進捗を見せており、当中間期の売上高は2 千2 百万円となりました。
子会社のリンクが行うフリーペーパー取次事業は、フリーペーパーの急速な普及と共に計画通り順調に拡大し、売上高は、前年同期比6 千1 百万円増の2 億1 千7百万円となりました。
子会社のソシオが行う人材派遣事業は、事業環境の好転を受け、順調に収益を伸ばしました。
販売費及び一般管理費は、アルバイトタイムス単体の先行投資負担により増加しましたが、各子会社によるローコストオペレーションの追及、及び連結売上高の増加により、営業利益は、前年同期比1 億6 千8 百万円増の5 億4 百万円となりました。
特別損益としては、静岡における遊休不動産の売却損益や、8 月に開設した東京本社への移転に伴う固定資産除却損などを計上しましたが、大幅な営業利益の増加を受け、中間純利益は、前年同期比1 億1 千8 百万円増の2 億5 千4 百万円となりました。
1株当たり中間純利益は、中間純利益の大幅な増加を受け、前中間期の27.58 円に対して、当中間期は45.52 円となりました。なお、期中の平均発行済株式総数は、前中間期の5,104,931 株に対して、当中間期は5,600,000 株です。
通期の業績予想としては、期初の予想通り、売上高は前期比19 億3 千5 百万円増の137 億2 百万円、営業利益は同2 億7 千8 百万円増の13 億8 千5 百万円、経常利益は同3 億4 百万円増の13 億8 千7 百万円、当期純利益は同1 億1 千2 百万円増の6 億7 千8 百万円を見込んでおります。売上高から当期純利益まで全て過去最高を更新する見通しです。
連結業績(単位:百万円)
 2003年8月
中間期
2002年8月
中間期
増減増減率
売上高3,7343,05068322.4%
営業利益46135810328.8%
経常利益12.4%11.7%  
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれています。
■ 2003年8月中間期のトピックス
6月9日、主力商品である無料求人情報誌『DOMO』の名古屋版を創刊しました。名古屋市中心部では初の無料求人情報誌です。
6月11日、静岡県内の転職情報サイト『ESHiFT』を開設しました。インターネットの普及に伴い、多様化している転職活動に応え得る本格的な転職情報サイトです。
8月18日、首都圏での業容拡大に伴い、従来の静岡本社に加え、東京本社を開設し、営業を開始しました。
■ 代表取締役社長鈴木秀和のコメント
「連結・単独ともに中間期では売上・利益面で全て過去最高を記録することができたことを嬉しく思います。
売上高増加の最大の要因は、主力の無料求人情報誌『DOMO』における大幅な売上の増加です。子会社では、フリーペーパー取次事業を行うリンクが、フリーペーパーの急速な普及を受け、展開地域で新創刊されるほぼ全てのフリーペーパーから掲出の引き合いを頂けるほどに成長しました。また、人材派遣事業を行うソシオが、事業環境の好転を受け、順調に売上高を伸ばすことができました。
販売費及び一般管理費は、前年同期比で増加しましたが、増収により吸収でき、営業利益率は前中間期の6.0%から7.8%へ改善しました。
通期の業績予想としては、期初予想に変更はありません。期初予算を上回る中間決算となりましたが、収益共に依然大きなウェイトを占めている『DOMO』静岡県3 版の見通しに不透明感があるためです。全国的にアルバイト・パート系求人広告件数は、今年5 月より前年同期比で減少傾向にあり、予断を許さぬ状況に置かれていると考えています。
引き続き、主力である『DOMO』を中心とした売上高の増加を図る一方で、グループ全体でのローコストオペレーションを追及し、期初予想通りの業績を達成したいと考えています。
なお、2004 年2 月期通期の決算発表は2004 年4 月を予定しています。」
■ 連結業績概況
売上高は、前年同期比9 億3 千3 百万円増の65 億7 百万円となりました。ほぼ期初の計画通り、情報関連事業及び人材関連事業の双方において売上が増加しました。

売上原価は、前年同期比2 億9 千9 百万円増の33 億8 百万円となりました。主に人材派遣事業の売上増加に伴うものです。

販売費及び一般管理費(販管費)は、前年同期比4 億6 千5 百万円増の26 億9 千4 百万円となりました。主にアルバイトタイムス単体での増加によるものです。販売促進費、配送費、人件費など、アルバイトタイムスにおける先行投資に該当するものは、資産計上されるものが少なく、ほぼ全て当期の損益計算書に計上されるため、新たな地域展開や事業を行った年度は、販管費が増加する特徴があります。一方で、各子会社が引き続きローコストオペレーションを追求したことにより、販管費率を前年同期比1.4 ポイント上昇の41.4%に留めることができました。その結果、営業利益は、前年同期比1 億6 千8 百万円増の5 億4 百万円となり、営業利益率は、前年同期比1.8 ポイント上昇し、7.8%となりました。

特別損益としては、静岡の遊休不動産の売却による固定資産売却損益を計上しました。また、アルバイトタイムスの東京本社開設、及び同社横浜事業所移転などに伴った固定資産除却損を計上しました。その結果、中間純利益は、1 億1 千8 百万円増の2 億5 千4 百万円となりました。1 株当たり中間純利益は、前中間期の27.58 円に対して、当中間期は45.52 円となりました。
■ 連結業績概況
情報関連事業(単位:百万円)
 2003年8月
中間期
2002年8月
中間期
増減増減率
売上高6,5075,57493316.8%
売上原価3,3083,00829910.0%
売上総利益3,1992,56563324.7%
販売費及び一般管理費2,6942,22846520.9%
営業利益50433616849.9%
経常利益50233316950.9%
当期純利益25413611886.7%
1株当たり当期純利益¥45.52¥27.58  
期中平均発行済株式総数5,600,000株5,104,931株  
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
商品別売上高(情報関連事業)(単位:百万円)
 2003年8月
中間期
2002年8月
中間期
増減増減率
情報誌編集発行    
「DOMO」    
・東京82741940897.4%
・横浜2601847641.5%
・静岡1,7801,6401398.5%
・名古屋22-22-
「DOMO」合計2,8912,24464628.8%
「JOB」317358△41△11.6%
「のるぞー、のるぞーF」234218167.6%
その他2-2-
情報誌編集発行合計3,4442,82162322.1%
フリーペーパー取次事業2171556139.7%
雑誌取次等514925.6%
情報関連事業合計3,7143,02668822.7%
(注)各売上高はセグメント間の内部売上高又は振替高を控除した金額です。
情報関連事業の売上高は、前年同期比6 億8 千8 百万円増の37 億1 千4 百万円となりました。主力商品である『DOMO』は、前年同期比6 億4 千6 百万円増の28 億9 千1 百万円となり、情報関連事業の増収の大半を担っています。また、フリーペーパーの急速な普及を受け、その取次・販売(配布)面を支援するフリーペーパー取次事業も大幅に成長しました。
同事業の売上高は、前年同期比6 千1 百万円増の2 億1 千7 百万円となりました。
情報関連事業の営業利益は、前年同期比1 億3 百万円増の4 億6 千1 百万円となりました。
アルバイトタイムス単体の利益増加に加え、好調だったリンクのフリーペーパー取次事業が
利益増加に大きく寄与しています。

人材関連事業(単位:百万円)
 2003年8月
中間期
2002年8月
中間期
増減増減率
売上高2,8462,6022439.4%
営業利益41△2365 
営業利益率1.5%△0.9%  
(注) 売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
 
商品別売上高(人材関連事業)(単位:百万円、単位未満切捨)
 2003年8月
中間期
2002年8月
中間期
増減増減率
人材派遣    
・東京43443210.4%
・神奈川290322△32△10.0%
・静岡1,7101,37633313.0%
・愛知-48△48-
人材派遣合計2,7042,41928511.8%
人材紹介等88128△39△31.0%
人材関連事業合計2,7932,5482459.6%
(注)各売上高はセグメント間の内部売上高又は振替高を控除した金額です。
人材関連事業の売上高は、前年同期比2 億4 千5 百万円増の27 億9 千3 百万円となりました。売上高の大半を占める人材派遣事業が、事業環境の好転を受け、前年同期比2 億8千5 百万円増の27 億4 百万円と成長し、その他の人材紹介事業などの不振を補いました。

人材関連事業の営業利益は、前年同期比で6 千5 百万円増加し、4 千1 百万円と黒字転換を果たしました。期初予算は、中間期では赤字を見込んでいたため、前倒しで黒字転換を果たせたことになります。主な要因としては、ソシオの人材派遣事業の利益増加に加え、前期末に営業譲渡を行った福岡での人材派遣事業の赤字負担が無くなり、さらに給与計算代行事業を行うソシオプロスの赤字が大幅に縮小したことです。
■ 連結財務状態
(単位:百万円)
 2003年8月末2002年8月末増減
現金及び預金2,6422,122520
有利子負債192869△677
株主資本4,3683,2771,090
総資産・総資本6,1755,720454
株主資本比率70.7%57.3% 
1株当たり株主資本¥780.01¥662.10 
期末発行済株式総数5,600,000株4,950,000株 
売上高の増加に伴い、現金及び預金、並びに受取手形及び売掛金が増加した一方で、遊休不動産の処分、有利子負債の削減を進めた結果、総資産は、前年同期比4 億5 千4 百万円増の61 億7 千5 百万円となりました。

株主資本は、前年同期比10 億9 千万円増の43 億6 千8 百万円となりました。2002 年12月4 日に行った株式上場に伴う公募増資、及び内部留保の積み増しによるものです。株主資本比率は、前年同期比3.4 ポイント上昇し70.7%となりました。
■ 連結キャッシュ・フロー
(単位:百万円)
 2003年8月
中間期
2002年8月
中間期
増減
営業活動によるCF131162△30
投資活動によるCF325△33359
フリーCF457128328
財務活動によるCF△496△211△284
現金及び現金同等物の
期末残高
2,6421,802840
営業活動によるキャッシュ・フローは、1 億3 千1 百万円の黒字となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、遊休不動産の売却による収入が大きく、3 億2 千5 百万円の黒字となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済を進めた結果、4 億9 千6 百万円の赤字となりました。その結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前年同期比8 億4 千万円増の26 億4 千2 百万円となりました。
■ 今後の見通し

pagetop