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JASDAQ
2005年03月28日
各位
会社名: 株式会社アルバイトタイムス
代表者の役職名: 代表取締役社長 鈴木秀和
(コード番号:2341)
通期業績予想及び配当予想の上方修正に関するお知らせ 年初からの求人広告の予想以上の増加により先行投資負担を吸収
無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』を編集・発行する株式会社アルバイトタイムス(本社:東京日本橋、代表:鈴木秀和、ジャスダック上場、コード:2341)は、本日開催の取締役会において、2005年2月期通期業績予想(連結・単体)が前回予想を上回ることが確実であると判断したため、お知らせいたします。
■ 2005年2月期通期業績予想の修正(2004年3月1日~2005年2月28日)
連結通期業績見通し(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高17,32717,2001270.7%13,957
売上原価7,9998,143△143△1.8%6,908
売上総利益9,3279,0572703.0%7,048
販売費及び一般管理費7,2407,353△112△1.5%5,532
営業利益2,0871,70438222.5%1,515
経常利益2,0851,71137421.9%1,512
税金等調整前当期純利益1,9511,63931119.0%1,445
当期純利益1,17298318919.3%881
1株当たり当期純利益¥103.65¥87.28  ¥157.34
(注)1. 2004年2月29日現在の株主に対して1:2の株式分割を行っています。
2. 期中平均発行済株式総数:今回予想11,309,453株 前回予想11,262,249株 前年実績5,603,564株
事業セグメント別業績見通し(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
情報関連 売上高11,73311,1835504.9%8,315
情報関連 営業利益1,9871,55942727.4%1,409
人材関連 売上高5,7056,124△419△6.8%5,793
人材関連 営業利益99144△44△31.0%103
(注)セグメント間取引を含んだ金額です。
単体業績見通し(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高11,06610,5605054.8%7,792
売上原価2,8322,6601726.5%1,937
売上総利益8,2337,9003334.2%5,854
販売費及び一般管理費6,2846,358△74△1.2%4,487
営業利益1,9491,54240726.4%1,367
経常利益1,9621,56239925.6%1,377
税引前当期純利益1,7961,46033623.0%1,301
当期純利益1,06986520423.6%764
1株当たり当期純利益¥94.61¥76.87  ¥136.37
1株当たり配当金¥31.00¥27.00  ¥14.00
『DOMO』版別売上高見通し(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
DOMO合計9,9399,3725666.0%6,618
首都圏版3,3643,00835611.9%2,001
ヨコハマ版1,020961586.1%631
静岡3版4,5824,4511302.9%3,794
名古屋版811825△13△1.6%191
大阪版1601263326.8%
■ 業績予想の修正の理由
静岡県内の求人広告件数の推移
業績予想の上方を修正する最大の理由は、主力商品である無料求人情報誌『DOMO』収益が引き続き今期も大きく拡大し、予想を上回ったためです。

首都圏で確立した対有料誌の「勝ちパターン」に揺るぎはなく、2003年6月に創刊した名古屋版は、当初計画を1年前倒し黒字転換を果たしました。2004年6月に創刊した大阪版も当初計画を上回る進捗を見せています。

さらに当期(2005年2月期)は、景気回復による求人広告市場の拡大が追い風となり、利益率の高い静岡3版の収益が期初予想を大きく上回って拡大しました。そのため、当初は今期(2006年2月期)に計画していた先行投資を前倒しし、さらなる成長の加速を図りました。

具体的には、2004年11月より首都圏版を従来の週1回発行から週2回発行に切り替えました。週2回発行開始に合わせ、各種のプロモーションを積極的に行い、読者層の拡大を図った結果、当初見込みを上回るスピードで市場浸透が図れ、広告掲載件数が大幅に増加し、収益の拡大に貢献しました。

一方、人材派遣事業を中心とする人材関連事業は予想を下回る見込みとなりました。人材需要の回復により収益機会は拡大傾向にありますが、売り手市場化している人材市場においては十分なスタッフを確保できず売上に結びつかない状況におかれています。単体業績ほど連結業績が上振れる見込みではないのは人材関連事業の業績が伸び悩んでいるためです。

また、売上高を上方修正しながらも費用を下方修正している要因は、原価率の低い情報関連事業の業績を上方修正する一方で原価率の高い人材関連事業の業績を下方修正したことと、人材関連事業が一層のローコストオペレーションを徹底し販売費及び一般管理費の削減を図ったことによるものです。
■ 2005年2月期の期末配当予想の修正
2005年2月期の期末配当予想につきまして、2005年1月26日に発表いたしました業績連動型の利益配分方針に基づき、下記の通り修正いたします。この増配案は、2005年5月に開催予定の定時株主総会に付議する予定です。
 今回修正前回予想
(2005年1月26日公表)
(ご参考)前期実績
(2004年2月期)
2005年2月期
1株当たり期末配当金
31円00銭27円00銭14円00銭
2005年2月期
1株当たり年間配当金
31円00銭27円00銭14円00銭
配当性向(単体)33.0%35.1%10.3%
配当性向(連結)30.1%30.9%8.9%
(注)1. 2004年2月29日現在の株主に対して1:2の株式分割を行っています。
2. 発行済株式総数:今回予想11,399,156株 前回予想11,262,249株 前回実績5,621,040株
■ 会社の利益配分に関する基本方針
当社グループは、成長を強く志向しており、中長期的な企業の競争力の強化と成長力の維持を可能とする投資を最優先事項と捉えています。そのため、内部留保金ならびにフリー・キャッシュ・フローにつきましては、無料求人情報媒体事業等への投資に充当し、グループとしてのさらなる成長を図ります。

一方で、株主の皆様に対してはその投資によって得られた成果、つまり連結業績に連動した利益配分を行っていく方針です。具体的には、連結当期純利益の30%を目処に配当を行う予定です。
■ 免責事項
本資料に掲載されている、アルバイトタイムスグループ(株式会社アルバイトタイムス及びその子会社・関連会社;以下「当社グループ」)の予想数値あるいは将来に関する記述の部分は、本資料作成時において入手可能な情報から得られた当社グループの経営陣の判断に基づいています。

しかし、業績予想の数値は実際の業績と異なるリスクを内包していることにご注意ください。当社グループは、常に最新の情報提供に努めますが、実際の業績は、業績予想以後に実際に生じる市場動向、経済情勢、消費動向、社内事情等の影響を受ける等の事情により、当社グループの経営陣が予想した数値と大きく異なることもあり得ます。

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