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JASDAQ
2003年07月09日
報道関係者各位
会社名: 株式会社アルバイトタイムス
代表者の役職名: 代表取締役社長 鈴木秀和
(コード番号:2341)
当社株式の売買方式変更のお知らせ
アルバイト・パート向け無料求人情報誌「DOMO(ドーモ)」を編集・発行する株式会社アルバイトタイムス(本社:静岡市、代表:鈴木秀和、JASDAQ 上場、コード:2341)は、当社株式の売買方式について、2003年7月31日をもって現行のマーケットメイク方式を中止し、8月1日よりオークション方式に変更するよう、マーケットメイカーに要請することを本日決定しましたのでお知らせいたします。

昨年12月の株式上場後、IR 活動を通じて投資家の皆様から多くの貴重な評価及び意見を頂きました。その中で目立ったものとして、マーケットメイク方式の中止の要望がありました。そのため、今回マーケットメイク方式およびオークション方式に関するメリット・デメリットに関する検証を改めて行ってまいりました。

そもそも株式上場迎えるにあたってマーケットメイク方式を採用した目的は、当社株式の流動性を確保することでした。マーケットメイカーが常に気配を表示する義務があり、投資家の注文に対してマーケットメイカーが応ずるマーケットメイク方式を採用することで、一定の成果をあげられたと考えております。

しかし一方で、マーケットメイク方式には株価変動が大きくなるリスクが存在します。流動性を確保するため制限値幅を設けていないことによって、売買が成立する可能性は高まりますが、一方で短期的な変動率が大きくなるリスクが生じます。 当社としては、売買参加者の数が比較的多くない状況では、制限値幅を設けることで短期的な変動を抑える方が、中長期保有の株主にとって望ましいものであると考えております。

また、売買成立プロセスが依然として不透明であることも理由です。現行の気配表示方法では投資家側から見て市場の懐の深さが見えない状況にあります。本年5月の制度改正により2 単位以下の注文について市場集中義務的な売買執行になりましたが、当社としては、依然としてマーケットメイク方式の売買成立プロセスの透明性はオークション方式のそれに比べ高くないと考えております。

流動性の向上については様々な決定要因がありますが、着実な業績達成と積極的な情報開示ならびにIR 活動により、流動性は十分に確保できるものと考えております。

マーケットメイク方式に関する上記の特徴及び当社株式の売買状況を勘案した結果、オークション方式の方が当社株式の中長期的な保有を考えている投資家にとって望ましいものであると考え、本日マーケットメイク方式を中止し、オークション方式へ移行するようマーケットメイカーに要請することを決定致しました。
■移行予定日
2003年8月1日(金)

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