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JASDAQ
2004年10月27日
各位
会社名: 株式会社アルバイトタイムス
代表者の役職名: 代表取締役社長 鈴木秀和
(コード番号:2341)
中古車情報誌事業からの撤退に関するお知らせ
アルバイト・パート向け無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』を編集・発行する株式会社アルバイトタイムス(本社:東京日本橋、代表:鈴木秀和、ジャスダック上場、コード:2341)は、本日開催の当社取締役会において、2005年1月末をもって中古車情報誌事業の営業活動を停止し、同事業から撤退することを決定しました。
■ 事業撤退の背景
中古車情報誌『のるぞー』及び無料中古車情報誌『のるぞーF』を発行する中古車情報誌事業は、当初の期待ほどの成長率あるいは収益規模には至りませんでした。また、市場自体も今後大きな拡大は望めないため、価格競争のさらなる激化が予想されます。そのため、経営資源の最適配分の観点から事業撤退を決断しました。

静岡県内における多角化事業の一つとして、1993年4月に中古車情報誌『のるぞー』を創刊し、中古車情報誌事業を展開しています。しかしながら、求人情報誌とは異なり、中古車情報誌は市場の拡大がほとんどなかったため、同事業は当初の見込みほどの収益規模には至りませんでした。 

2000年9月に女性・ファミリー層をターゲットとした無料中古車情報誌『のるぞーF』を創刊し、新たな市場の開拓を図りましたが、こちらも期待ほどの収益に届きませんでした。そのため、制作システムの刷新によるコストダウンを行うことで利益率の改善を図りましたが、激化する価格競争を克服するには至りませんでした。
■ 代表取締役社長 鈴木秀和のコメント
「事業撤退の決断に当たり、これまでご支援いただいた読者及びクライアントの皆様に対し、大変申し訳なく感じています。1997年の『DOMO』ヨコハマ版創刊による静岡県外への進出までは、静岡県内で『DOMO』を中心とした事業の多角化を進めており、その1つとして中古車情報誌事業を行っていました。

しかしながら、市場自体の拡大がほとんど望めず、価格競争の激化とともに、同事業の収益は非常に厳しくなり、システム投資などによる収益力の向上を図りましたが、期待したほど水準には至りませんでした。そのため、今後の同事業の成長性を再度分析した結果、事業撤退を決断しました。

当面は主力商品である『DOMO』に経営資源を集中させつつ、『情報の無料化』『雇用の流動化』『若年雇用』をキーワードに、明確な差別化が図れ、全国展開が見込める事業を模索し、積極的に投資を行っていく方針です。」
■ 事業撤退までの日程
2004年12月1日 『のるぞーF』12月号発行(最終号)
2004年12月15日 『のるぞー』1月号発売(最終号)
2005年1月31日 中古車情報誌事業の営業活動停止
■ 業績への影響度
連結及び単体売上高に占める同事業の売上高の比率は低く、連結及び単体業績への影響は軽微であるため、この影響による2005年2月期業績見通しの変更はありません。
(参考) 中古車情報誌事業売上高(百万円)
 05/2期見通し04/2期03/2期
中古車情報誌事業460468449
連結売上高17,20013,95711,766
単体売上高10,5607,7926,220

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